思いも残してくれる結婚写真

結婚写真を見て思い出した想い

2020年12月18日 10時43分


結婚写真の思い出を書くということで、数年ぶりに結婚写真を見てみましたが、白無垢、振袖、ウェディングドレス2着と、
前撮りのときに、こんなにも着ていたんだなって、思い出すことが出来ました。

実際に結婚式のときにはウェディングドレス2着を着たので、そちらについては良く覚えていました。
青一色の眩いドレスと温かい気持ちになれそうな黄色のドレス、レンタルじゃなくて、購入しておけばよかったと今更ながら思ってしまいました。
白無垢については、改めて見てみて、その白色具合にはっとしてしまいました。
本当に真っ白で、結婚式から歳月が経った今、白無垢を着て挙式するのもありだったかなと思いました。

夫もタキシードドレスより和服の方が似合っていましたし、今度は、和服で結婚式を挙げ直してみたいという思いについ駈られてしまいました。
当時は結婚式を挙げるし、結婚写真はなくても良いんじゃないかとも思っていたのですが、新しい気持ちに気づかせてくれる一生に一度しか撮れないこの写真。
決して安くはありませんでしたが、撮っておいて良かったと心の底から思います。
振袖については結婚写真を改めて見るまで、着ていたことすら忘れてしまっていたのですが、見た瞬間に当時の感動が蘇ってきました。
深い翠色に朱色が混じった振袖で、それに合う髪型も親戚の方が美容師ということで、していただいたのも良い思い出です。

結婚式を間近に控えて、嬉しさよりも環境が大きく変わってしまうことに対する不安の方が大きかった当時の私に、結婚の良い部分を優しい口調で教えていただけました。
そのおかげで幸せな気分で結婚式に臨むことが出来ました。
前撮りの日は少し曇り気味ではありましたが、そのときの私の気持ちを反映してか、外撮りをする頃には暖かい太陽が顔を出していました。
外では色とりどりの花畑を夫と一緒に歩いていたときも、不安な気持ちを忘れることが出来ていました。
夫にその話をすると当時のことは、すっかり忘れていましたが、二人で撮った数々の衣装のことはよく覚えており、
久しぶりに結婚式のときに感じた気持ちを思い出すことが出来ました。

結婚写真はただの絵ではなくて、人と人をつなぐ素敵な思い出を綴じておくことが出来る素敵な入れ物なのだと、今改めて思います。
私も結婚してから、年齢を重ねて3人の娘がいますが、この思いを伝えて、娘全員に結婚写真は撮らさせないといけないなと、
何年も先のことを考えて、ついニヤニヤとしてしまいました。